同友会富岡支部活動報告 2月例会報告

群馬中小企業家同友会富岡支部活動報告

2月例会「経営指針をつくる会 初受講者による成果発表!」

2019年2月26日(火)
富岡市生涯学習センター
18:30~21:00

同友会富岡支部活動報告 2月例会報告


伸成工業株式会社 専務 萩原みゆきさん
同友会富岡支部活動報告 2月例会報告
1969年 父親である武藤成彦により(有)武藤製作所創業
1989年 に(有)伸成工業に改名、2008年に兄である武藤伸幸が代表取締役社長に就任
2017年に報告者である萩原さんが専務取締役に就任
伸成工業では医療器部品・半導体関連の部品の金属切削加工をマシニングセンターやワイヤー加工機等を使い切削加工を行っている高い技術力を保有した会社さんです。

萩原さんが経営指針に参加したきっかけは山積している経営課題を解決する為には伸成工業の全員参加で経営課題に挑んでいかなければならないと考え参加を決意したとの事です。
初年度の取り組みとして財務面では固定費の徹底的な削減を実施したことで脆弱であった財務面の改善の糸口は見えて来たと話して下さいました。また、SWOT分析では全社員で取り組んだことで色々な意見が出たとのことで来期に向けてはISOの取得や新分野へチャレンジを進めて行くことが決められたとのこと、そして今回の指針で一番良かった事として理念の成分化と創業者さんの操業の思いが聞けたこと話してくれました。
創業者さんの操業の思いを聞く機会では全社員参加で操業時の苦労したことをはじめ創業者さん自身が大切にしていた事を話して下さった中で最後に後継者に託したい事として
1つは人とのコミニュケーッションを大切にする。2つ目は関わる人に誠意をもって接すること。3つ目は柱となる取引先を3社持ちバランスの取れた経営をする事。と話してくださったそうです。そして『 輝生(かがやき)共生(きょうせい)チャレンジ 』を理念に定め、社員が自らの持つ力を発揮し輝き生きる力を輝生とし創業者さんの思いを聞き共に生きる人との関わり合いから幸せを感じて生きる力を共生と表しチャレンジし続けた結果が今の伸成工業である事から未来に向けてのチャレンジ精神を大切にしたいとの思いを3つの思いを理念に定めたとの事です。
今期のスローガンは『 3つの力で夢と希望と誇りを持った活力ある会社になろう‼ 』


金属フライスの事でお悩みの方は伸成工業さんのホームページをチェックしてみて下さい。

中島生花店 チーフ 中島良員さん
同友会富岡支部活動報告 2月例会報告
創業は昭和12年中島さんの祖父が始めたお花屋さん。創業当時はリヤカーに花を積んで
東京まで売りに行ったとのこと、創業者のパワーを感じました。
現在は2代目であるお父様のもと2店舗にて経営を行っている中島生花店さんです。
現在はお花を売る事だけでなくアレンジメント教室や富岡市内の高校の華道部の先生も
しているとのこと、またアレンジメントのコンテストでは中島さんの生徒さんが県大会で
2年連続で1位2位を受賞するなど中島さんの技術指導は多岐に渡り広く活躍をしています。そんな中島さんも父である社長と意見の違いから衝突することがおおかった若かりし頃、そのことを含め色々な悩みを抱えている中で花キューピットの新人研修で講師を務めた方に魅了される。研修から帰ってきた中島さんは社長に修行に出させてくれと頼みこみ、この方の元へと修行に出る事に3年間の修行生活の中では技術を磨くことに明け暮れていたと語る中島さん。

経営指針への参加の目的は冠婚葬祭をはじめバブル景気前後の華々しさは今の時代に薄れてゆく記憶となり売上が減少する中で富岡支部総会での同友からの言葉に背中を押され再び中島生花店に大きな花を咲かせたいとの強い思いを抱いたのがきっかけと話しはじめ、参加した経営指針での学びで改めて気付いた事、それは夢を送る心を送るその思いの為に花屋が存在している、花を贈る贈られる気持ち、その気持ちをお客様からのありがとうの言葉で直接思いを感じられる。なんて良い仕事をしているんだろうと改めて感じたと話す中島さん、経営指針1年目は社長をはじめ経営に携わる家族との会話が増えより良くする為の会議も実施しているとのこと、今回の中島さんの報告では理念をはじめ財務分析と指針での学びを通して中島さんが持っている人の心に寄り添う気持ちと熱い思いが人生の原動力であり経営の根幹にあるのだと思わせる、熱い思いがこもった指針の報告でした。
素晴らしい経営指針書の報告をありがとうございました。

大切な方に思いを込めてお花を贈ってみてはいかがでしょうか
その思いを形に変えるお手伝いをさせて頂く中島生花店チェックしてみて下さい。


有限会社妙義ナバファーム 取締役 黛 佐予さん

同友会富岡支部活動報告 2月例会報告
昭和30年、先々代より生しいたけ原木栽培をはじめる。
その後、平成4年「(有)妙義ナバファーム」に社名変更、平成20年には本庄農場を増設
しいたけ栽培ハウスを4棟増設と問題を解決しながら成長を続けて来たとおっしゃる
黛さん。(豆知識:ナバファームのナバとは九州地方できのこを表す言葉だそうです。)
そんな黛さんが同友会に入会し経営指針に参加するきっかけとなったのは‼
ご主人が社長になった事がきっかけとのこと社長との会話の中でどう思う?との問に良いも・悪いも言葉が出ない自分がそこに居た経営者であるご主人の妻としてしいたけ農家の嫁として良きアドバイザーになりたいと思うようになった。経営者としての考えを自分も持たなければいけないと感じ同友会の入会を決め経営指針にも参加を決めたと強い思いを語ってくれた黛さん。

初めての参加での経営指針では
先代の作られた理念のキーワードに自分なりの思いも込めて成分化
『すべての人の豊かな時間のために』
ナバのきのこで
豊かな食卓と
豊かな心と
豊かな環境で
豊かな人生に
今はまだ(案)との事ですが素晴らしい理念だと思います。また苦手と話していた数字に向き合う事で見え隠れする課題にSWOT分析を通し、しいたけの現状を国内外の統計もまじえ細かく分析し自社の強み弱みを視える化、強みではグローバルギャップの取得でナバファームが提供するきのこの食の安全には絶対の自信があると話して頂き、更なる品質の強化では、群馬産業支援センターとのタイアップによる仕組み作りも進行中との事、今年の経営指針での学びを経営に活かし次回の経営指針にも参加をすると強い意気込みを感じました。黛さん原動力それは理念にも反映されておられますがナバファームに関わる全ての人への思いにほかありません。素晴らしい経営指針書の報告をありがとうございました。

(有)妙義ナバファームさんのホームページではきのこメニューやきのこの豆知識と普段何気なく食べているきのこ情報が満載です。是非チェックしてみて下さい。


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懇親会では3社のみなさんや新入会員の方と大いに親睦を深めました。
お疲れ様でした。
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有限会社 小板橋産業   小板橋哲也 



 

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群 馬 中 小 企 業 家 同 友 会
[事務局] 〒371-0013 前橋市西片貝町1-300-5 ルアン第二ビル4F
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